見出し画像

女性メンバーから見たTHE GUILDとは - THE GUILD女子座談会【前編】

こんにちは。THE GUILDの市川(@nagiko726)です。

これまで、このnoteに登場していただいたTHE GUILDのメンバーは私以外全員が男性。ですが、実はTHE GUILDでは多くの女性が活躍しています。

今回は、THE GUILDにさまざまな形で関わる女性メンバー4名にお集まりいただき、THE GUILD女性メンバーによる座談会をお届け。

働き方も職能も異なる4人がなぜTHE GUILDに関わるようになったのか、また女性からみたTHE GUILDの印象について、ざっくばらんに話してもらいました。前後編の2回に分けてお届けします。

目次
・自己紹介
・足を運びたくなる、場(オフィス)の重要性
・会社員 or フリーランス、今の働き方を選んだ理由


市川:では、まず簡単な自己紹介からお願いします。

小玉:小玉 千陽(@chiharukodama)です。株式会社iumの代表兼デザイナーとして、Webサイトやアプリのデザインをしたり、ユーザーファーストの視点で改善していくためのお手伝いをさせていただいています。

こばかな:こばかな(@kobaka7)と申します。深津さん(@fladdict)の会社Art & Mobileの社員として、THE GUILDに関わっています。今は主にスタートアップで新規事業の立ち上げを担当していて、PM兼デザイナーとして、新しいアプリを作っています。

市川:市川 渚です。私はフリーランスで、ファッション関連の企業やプロジェクトのコンサル、アドバイザー業務といった仕事がメイン。他にはデジタルコンテンツのディレクションから制作まで、文章も書くし、写真も撮るし、といった感じで、ファッションとテクノロジーがクロスするところで幅広く仕事をさせていただいています。

鈴木:鈴木 瑠衣です。大宮さん(@we6tr0n)が社長を務めるデザイン事務所webtronで、デザイナーとして働いています。


足を運びたくなる、場(オフィス)の重要性

市川:このnoteにこれまで登場したのも全員男性ですし、THE GUILDって男性的なイメージが強いよね、という話をこの間していたんですね。でも、実はオフィスに来てみると女性がすごく多いじゃないですか。今朝もオフィスに来たら、オフィスにいたのは全員女性でしたし。

こばかな:そうですよね。オフィスに来ないで働いているメンバーも多い中で、その場に居るのが全員女性という瞬間、結構多いですよね。

小玉:こばかなさんと(鈴木)瑠衣ちゃんの2人は、それぞれ深津さんと大宮さんの会社の社員なので、オフィスに出社するのが基本だと思うんですが、私と(市川)なぎさんはフリーランスで、オフィスに来ても来なくても問題ないわけじゃないですか。なぎさんがオフィスにくる理由は?

市川:オフィスの場所が便利という点は、すごく大きいですね。私の場合、クライアントも打ち合わせもオフィスのある表参道周辺が多いし、カフェに入るよりオフィスに戻ってきたほうが、Wi-Fiも電源も完備されていて、無駄なコーヒーを飲まないで済む。

あとは単純に環境が良い、というところですかね。広いし、空間として気持ちがいい。

小玉:私は、自宅オフィス、THE GUILDの代々木オフィス、表参道オフィス、と働く場所が3つあるんですが、意識的に使い分けています。

ここ、表参道オフィスに来るときはしゃんとした意識を持ちたいとき。いい緊張感がありながら、すごく集中しやすい場所。代々木はもっと人口密度が高くて、アットホームな雰囲気なんですよね。

市川:人がいないわけでもないし、いるんだけど強制的にコミュニケーション取らなければならないわけでもない。

一同:(笑)

こばかな:そうそう。程よい距離感がありますよね。

私、最近クライアントのオフィスに行って働いているので、THE GUILDのオフィスに来ることは少ないんですけど、勉強会があるときとか、THE GUILDの誰かに何かを相談したいときとか、気軽に来て、相談ができて嬉しいというのはありますね。

THE GUILDって小さい会社の集まりじゃないですか、でも会社の壁なくいろんな人に相談できることはすごいありがたいなっていつも思ってます。4人のなかでは、瑠衣ちゃんが一番オフィスにいますよね。

鈴木:そうですね。居心地は良いです。たまに、この広いオフィスにひとりだったりしますけど(笑)。上階には打ち合わせスペースがあって、活用しやすくて良いですよね。

小玉:あと、表参道の骨董通りの奥にあるので、オフィスに来るまでにいろいろな良い刺激がありますよね。ショップも多いので、行き帰りの道すがらウィンドウショッピングもできて楽しい。あとは、ランチ行こうよみたいな強制的な感じがなくていい。

一同:(笑)

こばかな:さっきも言いましたけど、みんな距離感が程よいんですよね。


会社員 or フリーランス、今の働き方を選んだ理由

市川:ところで、こばかなさんと瑠衣ちゃんは会社員、小玉さんと私はフリーランス。小玉さんはフリーランスとはいえ自分の会社を持っていて、アルバイトを雇ったりしているじゃないですか。

全員違う働き方をしてるけど、各々どうやって今のような働き方に至ったのかとか、今の働き方を選んでる理由を訊いてみたいのですが。

小玉:こばかなさんと瑠衣ちゃんは、転職ですよね? 2人とも新卒で、別の会社で働いてから、同じタイミングで戻ってきた。

こばかな:そうです。ほぼ同じ日に入社しましたよね。

鈴木:そうそう。びっくりしました(笑)。

こばかな:私は大学4年生のとき、THE GUILDで1年間ぐらいアルバイトをしていたんです。その頃には既に新卒でDeNAに入るって決めていたので、大学卒業とともにDeNAに就職したんですけど、1年間くらいでやっぱり深津さんと一緒に働きたいなと思って、戻ってきたっていうかたちです。

Art & Mobile社に入社してからの1年間は、深津さんの案件をお手伝いさせてもらって、UIデザインをしたり、いろんなミーティングに出させてもらったりしていました。2年目の今は深津さんと完全に離れて……むしろ全然会ってないんですけど(笑)、1人でクライアント先に行って働いています。すごく自由にやらせてもらっています。

鈴木:私も大学生のときに2年間ぐらいバイトをしていて、新卒で別のデザイン事務所に入って、戻ってきたっていうかたちですね。

私、アルバイトだったときはまだオフィスが表参道じゃなくて、渋谷だったので、戻ってきて環境が変わって結構びっくりしてました。人も増えてるし、オフィスもシェアになったので、人の出入りもだいぶ激しくなって、楽しいなと思いましたね。

小玉:ちなみに、ここの3人はみんなアルバイト出身なんですよね。私も大学4年のときにアルバイトをして、新卒で深津さんのところに入って、独立してフリーランスになって、一度企業に勤めてから、再度独立して今ですね。

こばかな:出戻り組ですね。

小玉:みんな何で出戻るんですかね? 私は最終的にフリーでやっていくという人生が大前提だったので、独立したときにTHE GUILDを離れる理由が全くなかったんです。

こんなに皆さんすばらしい方々がたくさん集まってて、刺激もたくさんもらえて、なおかつ一緒に仕事もできて、ただただ視座が上がる。人生におけるモチベーションが上がりますし、仕事に対してももっとストイックにならなきゃみたいに思える。

あと、GUILDのみなさんに色々与えてもらってばかりじゃダメだっていうところと、孤独死しないで済む、みたいな部分もありますね。

一同:(笑)

小玉:最初フリーランスになったときは自宅で作業しがちだったんですけど、オフィスに来るようになってから、来ると何かしら刺激があることに気がついてーーそれは歩いてる道かもしれないですし、オフィスで話した一言かもしれないですし、何かの盗み聞きかもしれないんですけど、自分の中の空気が新鮮になるのを感じたんです。

狭い世界に閉じこもらない、ってフリーランスにとって大事なんじゃないかなという肌感覚を持っていたので、電通を辞めてもう一度独立しようと決めたときも、絶対THE GUILDに戻りたいと思っていました。

こばかな:私も環境がいいからTHE GUILDに戻りたいなと思った部分、大きいです。

皆さん本当に勉強熱心で、最先端な会話が普通にオフィスで飛び交ってるじゃないですか。普通に生きてるとなかなかそういう人たちとは出会えないから、その環境にいること自体が情報のキャッチアップをに繋がって、自然にアンテナを高く張れるようになる。

小玉:日常生活は電波1本なのが、THE GUILD来たら急に4本立ったみたいな感じですよね。情報が一気に入ってくる感じ。

こばかな:なぎさんはどういう経緯で?

市川:前職を離れた時、次に入りたいと思える会社がなかったんですね。どうしようかなと思ってボーッとしていたら、それまでお世話になってた方たちから色々とお仕事をお願いされるようになって。そんなことの繰り返しで、気づけば5年経ってた。会社員時代はフリーランスになろうなんて1ミリも思ってなかったですね。

一同:(笑)

市川:最初の数年は自宅でひとり黙々と仕事をしていたので、徐々に思考も行動もクライアントと自宅を往復するだけの狭い世界になってきてしまったんですよね。それってどうなんだろうって思ったときに、まずオフィスを借りようかなって思ったんです。

フリーランスって身ひとつだということもあって、ミーティングできる自分の場所がないと、常に自分から足を運ばなければいけないのが結構辛かったこともあって。あと、オフィスがあった方が有効に時間を使えるのではないかと思った部分もありつつ。

自分で物件探しを始めて、シェアオフィスを見に行ったりしてたタイミングで、何かの機会に深津さんに会って、オフィス探してるんですよねって話をしたら「THE GUILDのオフィス使いなよ」と言っていただいて(笑)。

一同:(笑)

鈴木:ご飯行こうよ、みたいなノリですね。

市川:THE GUILDのメンバーでは、奥田くん(@alumican_net)や北田くん(@soohei)も以前から知ってたこともあり、一度オフィスに遊びに行って、当時やっていた仕事内容なんかを話して、それからオフィスを間借りして使わせていただくようになった感じです。今から3年くらい前かな。

小玉:そういう意味で言うと、その頃THE GUILDとして仕事をご一緒してないけれど、オフィスを間借りするみたいなスタイルって初めてでしたよね。

市川:そうなんです。本当にいいのかな、なんて当初は思いつつも、刺激的な環境なので個人的にも身を置ける事自体、ありがたく思っています。THE GUILDのメンバーとお仕事をご一緒させていただく機会も少しつづ増えてきてますしね。

(後編に続く)

後編は、女性メンバーとして実際にTHE GUILDで働いてみて感じた各々の想いをお届けします。